ライチ種子エキス

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原料の概要

ライチ種子エキスは、中国原産の果実・ライチの種から抽出されたエキスです。ライチは中国では古くからなじみの深い果実であり、強壮剤として用いられるほか種子は皮膚疾患の治療薬としても親しまれてきました。

ライチ種子エキスは、抗酸化作用を持つ素材で、これによって美肌をもたらす効果が期待できます。また、抗酸化作用を持つフラボノイド類としてサポニンやタンニン、ロイコシアニジンに加え、アントシアニンも含みます。

期待できる主な作用

では、ライチ種子がもたらす主な作用とはどのようなものでしょうか。

・コラゲナーゼ阻害、コラーゲン産生

女性だけではなく、男性の肌にもハリをもたらす成分の1つが、コラーゲンです。真皮のおよそ9割を構成するコラーゲンは、コラゲナーゼと呼ばれる酵素によって徐々に分解されてしまう性質を持ちます。ライチ種子エキスは、このコラゲナーゼの働きを阻害する機能が高く、コラーゲンが分解されるのを防ぐと言われているのです。

また、ライチ種子エキスは線維芽細胞の働きを助け、新たにコラーゲンを産生する作用があることもわかっています。つまり、コラーゲンの減少を阻止できるだけではなくコラーゲンをさらに供給することもできる素材と言えるでしょう。

・エラスターゼ・ヒアルロニダーゼ阻害作用

エラスチンは、真皮内のコラーゲンを結びつけるような役割を果たす組織で、肌に弾力をもたらすものです。ヒアルロン酸は、コラーゲンとエラスチンの間を埋めるように存在し、肌のうるおいを保持しています。エラスチンやヒアルロン酸においても分解酵素が存在し、それぞれエラスターゼ・ヒアルロニターゼと呼ばれます。ライチ種子はこれらの分解酵素を阻害する作用を持つとされているため、エラスチンやヒアルロン酸の減少を防ぐ効果が期待できるのです。

・その他の作用

その他にも、肌の美白作用についてメラニン色素の生成の起源であるチロシナーゼの阻害や、最終的にメラニンを生成するメラノサイトの活性抑制にも効果的とされています。また、すでにできてしまったメラニン量を減少させることも可能と言われているようです。SOD様物質の優れた抗酸化作用はビタミンCとほぼ同等で、活性酸素を抑制する強い作用があることがわかっています。

どんなサプリ(食品)に向いているか

ライチ種子エキスは上記にあげたような美容効果に優れていることから、美容目的のサプリメントやドリンクといった商品に配合されることが多いです。また、化粧品に配合することで美肌効果をもたらす使い方も期待できるでしょう。

ら行の原料名一覧